この度、ホクシンハウスのCMに出演していただいたことがある、中村直之さん・田中幸さんご家族の家づくりに密着させていただくことになりました。
「わたしたちの家づくり」と題し、中村家完成までの過程を取材!
今回は、内装工事の様子をレポートします。
上棟から3ヶ月後の木工事現場の様子です。
壁や天井にはピンクの板が張られています。これはクロスを張るための下地材である石膏ボードと呼ばれるもので、家が完成してからは見ることができない部分です。
この日現場では棟梁がひとり、室内で作業をしていました。
現場をまとめていくリーダーとしての役割を担う棟梁。建物の見栄えは棟梁をはじめ、職人さんの腕ひとつで変わります。例えば次の工程であるクロス張りのために、下地がきちんと施工されていると、クロスを張る職人さんも丁寧な作業をすることができます。
現場に長い期間滞在して作業を行う棟梁。中村家の棟梁は、他の職人さんやホクシンハウスの社員からも愛される、主に東信地域で仕事をされている大工さんでした。
中村さん達が家づくりのモデルにしたのは、宿泊施設GREEN SEED軽井沢のゲストルーム。
ゲストルームにはスキップフロアとアウトドアリビングがあるのが特徴。中村家には8.7帖のロフトを設けました。西側の窓からは一面に広がる青田を眺めることができます。
吹き抜けからは1階を見下ろすことができ、家族とのつながりを感じることができそうです。
自身のInstagramでもキャンプや登山などの様子を発信したりと、活動的な中村さんご夫妻。アウトドアリビングを設けないという選択肢はありませんでした。
この日はまだ透湿・防水シートのタイベックシルバーが見える状態でした。透湿・防水シートには、建物内部からの湿気を排出して外からの雨水を防いでくれるという役割があります。湿気や雨漏りは建物の劣化につながります。タイベックシルバーは耐久性に優れており、その性能の高さが認められています。
サイディングにもこだわりました。サイディングにはキャスティングウッドのダークブラウンを採用。リアルな木目と当たり触りのよい滑らかな質感、重厚感に思わず心が躍ります。
職人さん曰く、人気のサイディングなのだそう。
外壁もアウトドアリビングと同じサイディングを採用しました。
日の当たり具合により、全く違う顔を見せます。朝日、夕日、季節によっても見え方が変わる、家の第一印象を決めるという点では重要な役割を担う外壁。これからの生活により一層の彩りを加えてくれることでしょう。
木工事の3週間後、クロスを張る様子を見ることができました。
クロスをきれいに張るために石膏ボード間を平らにするパテ処理を行い、中村さんご夫妻が悩みに悩んで選んだクロスを、職人さんがいよいよ張っていきます。
丁寧な仕事で評判の良い、このクロス職人さん。現場は東信地域でしたが、北信地域から来ているとお話ししてくださいました。一片の迷いもなく作業が進められ、あっという間に寝室とW.I.Cのクロス張りが終わりました。
お引き渡しを10日後に控えた、ハウスクリーニング後の室内です。
養生がなくなると、「現場」だった雰囲気が一気に「家」に様変わり。スポットライトやダウンライトが室内をあたたかく照らします。新築の匂いも相まって、「これから始まる住まいと中村家の物語は楽しくなること間違いなし」と、この家が語りかけてくれているようでした。
中村家の皆さん、関わってくださった職人さん、社員の思いが詰まった念願のマイホーム。お引渡しまであと10日と迫りました。
展示場で行われた打ち合わせから今日まで、かけてきたのは時間とお金だけではありません。言葉では表せない部分で、この家にはたくさんの愛が詰まっています。
取材ではお会いすることができなかった職人さんや、外部業者さんの力なしでは完成しなかった中村家。お引渡し当日はその方達の思いも届けることができるよう、社員一同精一杯努めます。