「マンションのような家を建てたい」と、家づくりに対して明確なビジョンがあったK様。
理想の家を実現させるためにいくつもの住宅展示場をまわり、マンションの構造を勉強するという熱心ぶり。
大工さんとも密にコミュニケーションを取り、一つ一つに納得しながら家づくりを進められました。
K様の家づくりは土地探しから始まりました。他社が販売していた土地を購入し、家を建てるのも同じハウスメーカーに決め、設計図面の作成まで依頼していたそうです。
しかしホクシンハウスのリゾート風のモデルハウスを見学し、一目惚れ。全館空調の良さも感じ、モデルハウスを参考に家づくりを進めることになりました。
また、K様ご家族は「30回は行ったと思う」と言うほど大の沖縄好き。旅行の際に訪れるコンドミニアムからもインスピレーション受けました。
家の顔とも言える玄関の表札には2匹のシーサーがお出迎え。細かな部分に沖縄エッセンスを散りばめました。
門扉を進むと、玄関ポーチまわりには温かみのあるレンガと砂利が敷き詰められていました。
ここはK様自身で手を加えられた部分。スペースは広くないながらもストーリーを感じられ、どの空間も持て余すことなく活用されていました。
モデルハウスは1階に洗面・脱衣室・浴室と子ども部屋があり、2階にLDKと寝室、3階にバルコニーがあるという間取りでした。
同じようにK様邸も玄関に入って正面に洗面・脱衣室・浴室、子ども部屋、加えて1階には寝室を設けました。
玄関で特に目を惹くのがシルバーのデザインパネル。まるで異世界空間へ誘うようなつくりが印象的です。
玄関ホールには壁をつくり、入口を2ヶ所に分けました。
靴の収納棚は家族用の玄関に設置して、来客時には見えない仕組みになっています。
また、冬はご家族でスキーやスノーボードを楽しまれるというK様。ハイドアの収納にはスキー板とボードを立てたまま入れることができます。
隣は靴の収納スペースとなっているのですが、驚いたのは靴の少なさ。奥様の「新しいものを手に入れたら、その分古いものを捨てるか譲る」という物に対する考え方が家の中をすっきり見せているのでしょう。
「なんでこんなに広いの?!」と人に驚かれるほどだという、開放的な洗面・脱衣室。
洗濯機は乾燥機付きのため、広いスペースでも室内干しをすることはないそうですが、スイッチを押すと竿がおりる機能付き。乾燥機でふわふわになった衣類は、一見壁にも見える隣の漆黒の棚へ収納できるという、家事動線を考えた上での家電家具の配置となっています。
洗面の鏡は大きく取り、朝の混み合う時間帯でも一人で洗面スペースを占領することなく、ストレスフルな生活が送れそうです。
浴室は、モデルハウスのダークな雰囲気を気に入っていただき、K様邸も同じテイストに。
全体的にはダークな雰囲気ですが、小さな窓から差し込む光で明るさを取り入れ、ジェットバスの浴槽で至福のひと時を過ごしていただいています。
間接照明の温かい光が、やさしく空間を包み込む寝室。
ウォークインクローゼット付きで、空間は左右、ご夫婦で使い分けています。ウォークインクローゼットの他に壁付けの収納も設けましたが、物はそれほど多くない為、今後物が増えてきた時に活用予定です。
お子様が自分で選んだという黄色いクロスがパッと目を惹く子ども部屋。
シェードカーテンも黄色で合わせ、全体的に明るく、思い思いの時間が過ごせそうな自分だけの部屋が実現しました。
やわらかな光が美しくグランドピアノを照らし、高級ホテルさながらのLDK空間が2階に広がります。
印象的なのは間接照明ですが、入れると決めたのは最後の最後だったと言います。スポットライトのような照明器具をつけたくなかったというK様。大工さんと連絡を取り合い、溝の深さなど実際に確認しながら工事を進めてもらったそうです。
図面で説明を受けてわからない部分も、現物をみて納得しながら進めるという大工さんのやり方が本当にありがたかったとお話ししてくださいました。
奥行きのあるLDKの中で、一つ一つの家具やインテリアにK様がセンスが光ります。
圧巻なのは、なんと言っても中央に配置したグランドピアノ。ピアノの先生をされているという奥様が選んだのは、海外から取り寄せた一級品。実際に一曲弾いていただいたその音色は、まるで魔法がかかったように家中に心地よく響き渡りました。
ダイニングテーブルの重さは200kgを超えます。K様が大工さんに相談したところ、床が重さに耐えられるよう、テーブル下の部分を厚くしてくれたのだそうです。
キッチンには生活感を出したくなかったという奥様。物はキッチン上にほとんど置かれていませんが、食器や電子レンジなどの家具は、背面の扉付きハイドア収納に整理整頓されています。
モデルハウスと同じく、3階にバルコニーという間取り。
まだ住み始めて間もないため、周辺の建物による日照の感覚や積雪量がわからず家具を置けていませんが、将来的には椅子と机を置き、1階と2階とはコンセプトを変えて違った世界観の空間にしたいとお話ししてくださいました。
モデルハウスのバルコニーは少し狭い印象を受けましたが、K様邸ではこの空間を思い切り、広さをとりました。
また、2階からつながる階段のクロスにもこだわり、異世界空間への入り口のようになっています。
建築中に何度もやりとりをし、K様が納得してから工事を進めてくれたという担当の大工さん。
図面通りに工事を進めていく中で、「ここはこうした方がいいんじゃないか?」という部分は直接K様に聞くまで、あえて手をつけないでくれていたと言います。住んでもらうことを考えた大工さんが家を建ててくれたというのが嬉しかったとお話ししてくださいました。
奥様は、家を建て始めた頃から撮りためていた写真をアルバムにして大工さんに次に会った時に渡す予定なのだそう。字を覚えたばかりのお子様が書いた「だいくさん、ありがとう」に対して大工さんの「がんばるね」というやりとりは、竣工した現在は見ることができませんが、こうして写真に残しておくことで、将来お子様が大きくなった時の素敵な思い出になるでしょう。